- 定価 9350円(本体 8500円+税10%)
- 菊判 上製 ・646ページ
- 1974年 4月 刊
- ISBNコード:978-4-8269-1025-5
- 分類コード:C3347
- 在庫状況:品切
各ネット書店から購入する
森田正馬全集 第1巻 森田療法理論(總論1) (全7巻)
高良武久ほか 編
「事実唯真」の立場から独特の精神病理と精神療法を説き、日本独自の神経質療法である「森田療法」を創始した森田正馬。治療の面でフロイトを凌駕するとして高く評価されている森田の思想は海外でも注目され、精神療法の危機が唱えられている今日、われわれに示唆するところが大きい。散逸していた文献を可能な限り収録した決定版。
第1巻には、『神経質及神経衰弱症の療法』『精神療法講義』をはじめ、森田療法理論を中心にした総論的な論文・翻訳等を収録。総クロス装・函入。
目次
翻訳
精神病療法梗概(ビンスワンゲル著)
精神病性神経質病ノ精神療法綱概(ヂークホッフ著)
論文
精神療法
精神療法の話
精神衰弱性精神病性体質
神経質の話
神経質ノ療法
精神療法ニ対スル着眼点ニ就テ
催眠術治療の価値
精神療法の基礎
神経質ノ療法
神経衰弱症ノ本態
神経質ノ本態及ビ療法
『神経質及神経衰弱症の療法』
第一章 神経質とは何ぞ
第二章 神経質の本態
第三章 神経質の症状
第四章 神経質の原因
第五章 神経質の病類位置及び分類
第六章 神経質の予後及び経過
第七章 神経質の診断及び鑑別
第八章 神経質の療法
第九章 神経質の予防法
第十章 終結
『精神療法講義』
第一章 緒論
第二章 根法療法
第三章 症候的療法
第四章 間接療法
解説
刊行のことば
* 森田正馬の原著どおりの旧字体・旧かなづかいで表記されています。