- 定価 2860円(本体 2600円+税10%)
- 四六判 上製 ・288ページ
- 2007年 10月 30日 刊
- ISBNコード:978-4-8269-0139-0
- 分類コード:C0041
- MORE DAMNED LIES AND STATISTICS by Joel Best
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統計という名のウソ 数字の正体,データのたくらみ
ジョエル・ベスト 著
林大 訳
離婚率、平均所得、失業率、大学ランキング、病気のリスクなどのアップデートしたトピックを数多く取り入れながら、「抜け落ちている数字」、「混乱を招く数字」、「恐ろしい数字」、「権威ある数字」、「魔術的な数字」といった、社会問題を議論する際に登場する嘘つきな数字たちを、誰にでもわかるよう平易に解説します。どのようにして論者の都合のいいように統計がつくられるのか? またどうすれば数字に騙されないのか? 目からウロコの統計リテラシー読本です。
目次
1 抜け落ちている数字
2 混乱を招く数字
3 恐ろしい数字
4 権威ある数字
5 魔術的な数字
6 論議を呼ぶ数字
7 統計リテラシーに向けて
著者紹介
ジョエル・ベストカリフォルニア大学バークリー校で社会学のph.Dを取得。カリフォルニア州立大学、南イリノイ大学などで教鞭をとり、現在デラウェア大学社会学・刑事司法学部主任教授。著書に『統計はこうしてウソをつく』(白揚社)がある。
序文著者紹介
翻訳家。1967年、千葉県生まれ。東京大学経済学部卒業。訳書にバーリンスキ『史上最大の発明アルゴリズム』(早川書房)、グリーン『エレガントな宇宙』(共訳、草思社)、クロース『自然界の非対称性』(紀伊國屋書店)、サイフェ『異端の数ゼロ』(早川書房)、ダーリング『テレポーテーション』(光文社)、テレシ『失われた発見』、トーマス『黄金の川』(以上、大月書店)などがある。
書評情報
日本経済新聞 2007年11月11日