[書評]4/21朝日新聞にて『酒の起源』が紹介されました。
2018.04.23
4/21朝日新聞にて『酒の起源』が紹介されました。
9000年前の酒はどんな味だったのか?
トウモロコシのビール、バナナのワイン、大麻入りの酒、神話や伝説の飲み物……
世界中を旅し摩訶不思議な先史の飲料を再現してきた考古学者が語る、酒と人類の壮大な物語。
土器に付着した有機物を分析して太古の酒を再現する著名な研究者パトリック・マクガヴァンが、先史時代のアルコール飲料を求めて世界を巡った成果をもとに古代文明の姿を描きます。
フェニキア人がワインだけでなく、ワインを中心にしたライフスタイルまで輸出した様子や、ゾロアスター教の神酒ハオマの原料の推定、トウモロコシの栽培化をビールづくりが促したという仮説など、アルコール飲料の視点から語られるユニークな文明史です。